米マサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピュータ科学人工知能研究所所属の研究チームは6月12日(現地時間)、全長約1cmの超小型“折り紙”ロボットを発表した。

重量は0.33gほどで、斜面、水上、起伏のある面の走破が可能。自重の2倍の重量の運搬能力があるという。

本体は3層のシートと永久磁石(積層ネオジム磁石)のみで構成されており、別途設置した電磁石などで生成した磁場によって制御される。

シートはポリ塩化ビニル(PVC)などからなる3層構造で、約65度まで加熱することでPVC層が収縮すると、外側の2層にあらかじめレーザーカットされた折り目に従って折り畳まれる。力学的に計算された折りたたみ後の形状により、モーターなどを搭載せずに“歩く”動作を実現した。

研究チームらは、そのサイズを活かし、薬剤の運搬や手術の補助などを行なうなどの活用方法を考えており、実現に向け体内で溶解する素材や伝導性を持ったモデルなどを試作しているという。

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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20150615_706982.html