スズキは、2015年10月30日から11月8日まで、東京ビッグサイトで一般公開される第44回東京モーターショー2015の出品概要を発表した。今回の東京モーターショーのスズキブース出展テーマは、「SUZUKI NEXT 100」。2020年に創立100周年を迎えるスズキの目指すものづくりを表現し、「次の100年」に向けた取り組みを感じていただくための製品・技術を提案する。

小型車の新ジャンルに挑戦する“コンパクトクロスオーバー「イグニス」”をはじめ、新しい“遊べる軽”の提案「マイティデッキ」、二輪車の楽しみ方を拡げる“遊べるスクーター「ハスラースクート」”など、四輪車・二輪車ともに、驚きや楽しさを提供する参考出品車を複数出品する予定。

また、10月15日発表予定のコンパクトSUV 新型「エスクード」をはじめとする最新の市販車や、新開発エンジンのカットモデルなど各種技術の展示を行なう。

主な展示車


『MIGHTY DECK』(参考出品車)
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“都会と自然”“ウチとソト”“オンとオフ”“リラックスとプレイフル”といった、相反する二つのシーンを自由に行き交う「アーバンアウトドア」をコンセプトとした軽自動車。様々な使い方に合わせて可動するオープンデッキ(荷台)とキャンバストップを備えた、新しい「遊べる軽」を提案する。自動で昇降するオープンデッキをはじめ多彩な機能を持ち、毎日の生活から遊びまで、さまざまなライフスタイルに応じて多目的に使用できる。

『Air Triser』(参考出品車)
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扱いやすいボディーサイズに、プライベートラウンジをコンセプトとした広い室内空間とこだわりのシートアレンジを備えた、新発想のコンパクト3列シートミニバン。駐車中には、シートを対面に配置するリラックスモードや、コの字型配置のラウンジモードにアレンジが可能。また、Bピラーから天井までつながる大画面モニターでスマートフォンのコンテンツを楽しむことができる。移動中だけでなく、駐車して仲間と過ごす時間も考えた、これまでになかったミニバンを提案していく。

『IGNIS-Trail Concept』(参考出品車)
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大径タイヤやアーチモールなど、アウトドア色を強めた特別なコーディネートを施し、コンパクトクロスオーバーである「イグニス」の楽しさをさらに拡げる。都市から自然の中まで、あらゆるシーンで活躍する「イグニス」のフィールドのうち、ラフロードで力強く走るシーンを想定したコンセプトモデルだ。


『HUSTLER SCOOT』(参考出品車)
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気軽に乗れる原付スクーターに、様々な用途に対応できる収納スペースを備えたコンセプトモデル。従来のシート下収納スペースに加え、フットスペースにも、取り外して持ち運べる収納ケースを装備。リヤキャリアや車体横にも荷物を積載できる工夫を施した。収納ケースを外せば、テニスのラケットのような長尺物も積載が可能。「ハスラースクート」とは、四輪車の「ハスラー」と共に遊び心を刺激するモデルという意味を込めており、「ハスラー」のようなポップなカラーリングが遊び心をかき立てる。


『concept GSX』(コンセプトオブジェ)
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扱いやすく力強い特性のスズキの直列4気筒エンジンは、燃費性能、耐久性を高い次元で実現させ、その技術をGSX-R1000やハヤブサ、GSX-S1000など多くの“GSXシリーズモデル”に反映してきた。今回、スズキは「GSX」の名を冠する高性能バイクの象徴として、このコンセプトオブジェを提案。スズキの直列4気筒スポーツモデルの繭(まゆ)のような存在であり、スポーツモデル作りに取り組む姿勢をカタチにしたものである。ここからスズキの新しいスポーツモデルが誕生していくはずだ。

@DIME
http://dime.jp/genre/208607/1/
http://www.suzuki.co.jp/release/d/2015/0930/index.html